パブリッククラウドへの移行には多くのメリットがあるが、やはり導入のきっかけはコスト削減が多いという。データセンターやサーバに巨額の設備投資を行う従来のやり方から、従量課金型の支出モデルへと変われることは大きな魅力だ。ただ、IT戦略をクラウドに合わせることは置き去りにされやすく、結果として本来得られるよりもコスト削減効果が控えめになりがちだ。
例えば、Amazon Web Services(AWS)でコストを最適化するなら、状況に応じて適切なプランニングを行い、AWSが提供するツールを用いてリソースの使用状況をモニタリングする必要がある。より具体的にいえば、「適切なEC2インスタンスタイプを選択する」「常に最新のCPUを使用する」などの基本から、リザーブドインスタンスやセービングプランなどの機能を使って「サービスの使用量を予測し、事前にコミットする」など、16のポイントがある。
本資料は、その16のポイントをまとめたAWSのコスト削減ガイドブックだ。見過ごされがちながらコスト削減に役立つツールなども紹介しており、意外なコスト削減の視点が見つかるはずだ。