財務予測プロセスの効率化は、迅速な意思決定を行うためにも今すぐ取り組むべき課題の1つだ。しかし、Excelなどを使い手作業で行っている企業もまだまだ多く、効率化とは程遠いと諦めている担当者も多いのではないだろうか。
そんな企業に参考にしてほしいのが、スイスに本拠を置く、製薬・ヘルスケア企業「ロシュ社(F. Hoffmann-La Roche)」の取り組みだ。同社では、コストと時間のかかる事後対応型の予測プロセスの刷新と自動化を目的にSaaS型のソリューションを導入。2万の予測データ入力ポイントのうち1万4000を自動化するなど、予測計画機能を活用して財務予測プロセスを効率化したことで、以前は数週間かかっていた財務予測をわずか2時間で生成できるようになったという。
それにより、財務上の意思決定のスピードが向上し、インサイトをより迅速に行動に移せるようになったという。本資料では、同社の取り組みとそれを支えるソリューションについて、さらに詳しく見ていく。