FP&A(財務計画・分析)の機能やメリットを取り入れ、それを企業全体へと拡張する計画的なアプローチである「xP&A(拡張計画・分析)」。財務部門と業務部門の間にある壁を取り除き、戦略的計画/財務計画/運用計画を結び付けられるアプローチとして、昨今注目度が高まっている。
その背景にあるのが、部門ごとにサイロ化した計画プロセスがもたらすさまざまな“失敗”だ。営業部門が立てる販売目標を例に挙げると、目標を超えた場合に「生産チームは対応できるのか」「適切な人材を確保できるのか」「サプライヤーは新たな需要に対応できるのか」といった、他部門に及ぶ影響を考慮できていないケースは多い。このように各部門が個別のツールを使い、サイロ化された環境で計画を作成することで、矛盾が生まれ、時に不適切な意思決定につながってしまうこともある。
一方、xP&Aで計画プロセスをつなげて連携を促進すれば、営業部門の活動が他部門の活動にどう影響するのかが明確になり、部門をまたいだ可視化も可能になるなどさまざまなメリットが期待できる。本資料では「xP&Aへの移行が不可欠な理由」「xP&Aのメリット」などについて、さらに詳しく解説する。