グループ会社を含めた全組織のデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでいる東洋製罐。同社ではその一環として、製造現場の人手不足や担当者の高齢化に対処すべく、ベテランのスキルを可視化して、若手でも品質を保持できる環境を整備することとなった。
そこで同社が導入したのが、ビジネスのあらゆるデータを可視化するBIツールだ。導入後は、製造ライン全体の設備状況をリアルタイムに可視化できるようになり、グラフ化されたデータを監視することで、経験の浅い社員でも迅速なトラブル対応が可能になった。また、異常が発生した際にスマートフォンに通知をする機能も独自に開発し、各担当者の負担を軽減しているという。
本資料では他にも、IoTを使って収集した各種機器情報を可視化することで、設備総合効率を最大化している日本特殊陶業の事例を紹介する。同社は上述したBIツールと、IoTデータの加工・処理・分析に特化したデータ分析基盤を組み合わせて活用しており、高い生産性・高品質を誇るスマートファクトリーを目指しているという。