顧客が商品を購入するまでの道筋であるカスタマージャーニーは、年々複雑化している。例えば商品を知ったらWebサイトで詳細に調べるだけでなく、SNSで口コミを確認して実際に店頭で見た後、最終的に通販サイトで購入する、といった行動をとるケースもある。ある調査によれば78%がオンラインとオフラインを渡り歩くとされ、その間に900以上のデジタルインタラクションが発生することもあるという。
こうした行動を正確に捉えることは顧客中心のマーケティング戦略を実践する上で極めて重要だ。しかしプライバシーに関する法規制の強化や、サードパーティーCookieの利用制限などが進み、その実現はますます困難になってきている。
そこで今、重要性が高まるファーストパーティーデータの活用基盤としてカスタマーデータプラットフォーム(CDP)への注目度が高まっている。本資料ではCDPに求められる機能として「データ収集」「ID統合」「複雑な分析」「施策実施」の4つを挙げ、その効果について詳しく解説する。