さまざまなサービスの土台となるGoogle Cloudバックボーンインフラは、世界に分散するリージョンと、それをつなぐ物理ネットワークで形成されている。リージョンはさらに3つのゾーンで構成されており、ユーザーはこの物理的なインフラ上に論理ネットワークを構築していく。
こうした仕組みは一見、多くのクラウドサービスと同じようにも思える。では、ネットワークにおける最も基本的な単位であるVirtual Private Cloud(VPC)の定義範囲は、リージョンかゾーンか、もしくはグローバルかを理解しているだろうか。実は、ネットワークの構築方法やバリエーションは、サービスごとに違いや特徴が見られるのだ。
本資料では、Google Cloudネットワーキングで絶対に知っておくべきポイントを基礎から徹底解説している。VPCやサブネットの定義、ルーティング、ファイアウォールの設定など、論理ネットワーク構築に必要な知識に加えて、ネットワーキング設計に役立つ、Google Cloudならではの利便性の高い機能についても言及している。