近年、多くの企業がクラウドの導入や移行を進めている。しかし、実際のところ、その割合はどのくらいなのだろうか。またクラウドに移行するための、環境構築を内製化している企業はどのくらいの割合なのか。このようなクラウド化と内製化に対する疑問に回答する内容となっているのが、本レポートだ。
本レポートは、従業員100人未満の企業・団体に勤務する一般社員から経営者までを対象に行った。「社内システムのクラウド化と内製化」に関するアンケートを調査結果としてまとめている。例えば、42%の組織が人材/スキル/ノウハウの不足により、内製化を避けて、ITベンダーや外部専門家を活用して環境を構築しているという。
また、WebでのリサーチやSNSでの情報収集を行い、クラウド移行に関する知識の習得を目指した企業は58%にも上る。その他、現状の社内システムのサーバ構成や、オンプレミス仮想化基盤の種類についての調査結果なども公開している。企業のリアルな声が掲載されているので、自社のクラウド戦略を立てる際に、ぜひ役立ててほしい。