約9割が活用に意欲、「Web3.0」がもたらすメリットと実現における課題とは

　次世代インターネットとして注目度を高めている「Web3.0」。Web3.0への理解度が高く、事業企画に携わっている経営者・エンジニア・事業推進者110人を対象とした意識調査では、その実現により「分散管理によるセキュリティレベルの向上」が期待できるという回答が約7割に上った。

　また、今後Web3.0の活躍が期待される分野としてはゲームが最も多く、次いで金融、セキュリティが挙げられた他、約9割が今後Web3.0を活用して事業を推進・開発していきたいと回答している。特に「DAO（分散型自律組織）の推進」では約7割、「IPFS（InterPlanetary File System）への移行」では約6割の回答者が意欲を示している。

　一方で、Web3.0活用の課題として「事業化するまでの知識・人材・予算不足」を挙げている回答者も多く、まだまだハードルが高い取り組みであることも分かった。本コンテンツでは同調査の結果を基に、Web3.0の有効性や活用する上での課題を明らかにするとともに、Web3.0活用を成功に導くヒントを紹介する。