「見積書」や「契約書」など、経理担当者は日々さまざまな帳票を扱っている。これらはどれも企業の取引に欠かせないものだが、その役割を深く理解しないままに発行・処理している担当者も多いのではないだろうか。
例えば「見積書」は、商品・サービスを実際に契約した場合に発生する金額を記載する帳票であり、金額・内訳などの情報を取引先と共有し、支払い時のトラブルを防止するという役割がある。また「契約書」は、商品・サービスを提供する側と料金を支払う側が取引条件などに合意し、契約したことを証明する帳票であり、認識の相違によるトラブルを防止するために重要な役割を果たす。
その他にも、「発注書」「注文請書」「納品書」「請求書」「領収書」が、経理担当者が扱う機会の多い帳票として挙げられる。いずれも7~10年の保存期間が義務付けられており、管理負荷の軽減を図るためにも電子化を推進したいところだ。本資料では、これら7つの帳票の役割を確認した上で、業務効率化やコスト削減につながる電子化のポイントについても詳しく解説する。