請求書や発注書、申込書など各種帳票の処理業務を効率化すべく、紙運用からの脱却を図る企業が増加している。印刷や封入、手入力といった手間を削減できる他、「入力ミスを防げる」「在宅勤務が可能になる」など、多くのメリットが期待できるためだ。その推進には、電子帳票基盤をはじめとするツールの導入が不可欠だが、成果を挙げている企業は、それらのツールをどのように活用しているのだろうか。
「SBIいきいき少額短期保険」の取り組みを見ていくと、同社ではSalesforce上で管理している各種帳票の運用を改善すべく、帳票クラウドサービスと電子帳票基盤を導入。従来、ExcelやAccessと連携して行っていた帳票の出力処理をクラウドに切り出すことで処理を効率化。さらに「OCRによるデータ化」「データ化項目のSalesforce連携」などの機能を備えた基盤を活用することで、コスト削減も含めて帳票の運用を大幅に改善した。
本資料では、同社の取り組みに加え、請求書の発行業務の作業時間を半減させた「エムオーテックス」の事例を紹介する。2社の取り組みから、帳票電子化の推進方法や効果、各製品の実力を確認してほしい。