今やビジネスの成長に不可欠となったDXだが、その鍵となるデータのセキュリティ対策をどう行うかという点は、多くの企業で課題となっている。特に、近年猛威を振るうランサムウェアによる情報漏えいが発覚した場合、調査や復旧に最大5000万円もの費用がかかるという調査結果もあるため、リスクの放置は非常に危険だ。
DXを進める中でのセキュリティ対策には、ファイアウォールやWAFなどさまざまなものがあるが、多様な働き方の利点を生かしつつ、安全なデータ運用を実現できるものは少ない。そこで検討したいのが「データレスPC」だ。ユーザーが利用したデータはクラウドストレージに自動保存され、ローカルディスクに一時的にキャッシュされたデータも自動削除されるため、PC盗難/紛失時の情報漏えいリスクを大幅に低減できる。
また、自社でのサーバ運用と比べてコストメリットが高い他、共同作業やOSアップデート作業の効率化も見込めるなど、多くの効果が期待できる。本資料では、DX時代のセキュリティリスクを解説するとともに、データレスPCを活用したセキュリティ環境の構築方法を詳しく紹介する。