PC運用管理を巡る担当部門の実態調査：最も負荷が高い業務とその改善策は？

　「PC運用管理の担当者」を対象に実施された調査によると、担当部門の業務量が増加傾向にあるとの回答は92.3％に上る一方で、対応人員が縮小傾向にあるとの回答は64.1％となっており、業務環境が過酷な状況になっていることが見て取れる。負荷の大きい業務領域としては運用領域が87.2％と圧倒的1位で、続いて導入領域が58.7％という結果になった。

　高負荷とされる業務は、導入領域でPC導入対応（キッティング）が74.9％とトップ。また運用領域ではヘルプデスク（問い合わせ対応など）や障害対応（障害切り分け・障害復旧手配など）との回答が多かったが、Windows 10／Windows 11の更新管理業務を重荷に感じる担当者も多く、その割合は82.2％に上っている。

　本資料では同調査の結果を通じてPC運用管理業務の課題を分析するとともに、その解決策を考察。改善のカギとして、キッティング自動化ツールや更新管理ツールの導入・見直しに加え、外部支援や外部サービスの活用を検討する必要性を提示し、その上で導入・運用双方の課題を解決するサービスを紹介している。