IT部門が直面する問題は多数あるが、中でも最も差し迫った難問は「より少ないリソースで多くのビジネス成果を出す」という要求だろう。この課題を整理すれば、「期待・要求の課題」「予算の削減」「複雑性の増大」という3つに分解できる。問題の根が社内にとどまらないだけに、大企業の対応が遅れる一方、新興企業や革新的なソリューションがブレークスルーを起こし始めている。
焦点は「自動化」だ。常にリソース不足に悩むIT部門に余裕を取り戻し、事業部門にとっても日々の入力などの手作業タスクを削減できるメリットは大きい。ただ、自動化といっても「ビジネスプロセスの自動化」「人的タスクの自動化」といった異なるアプローチがある他、既存システムと統合できるAPI機能などを考慮する必要がある。
では、将来のビジネスニーズの変化まで見据えて、全社を活性化できる自動化戦略と、その実現方法とはどのようなものか。本資料では、自動化が必要とされてきた環境変化を見直しつつ、自動化でビジネス目標を達成するためのアプローチを、事例も交えて解説していく。