マンガで分かる仮想環境の障害対策、見落としがちな「重要ポイント」とは？

　仮想環境上でミッションクリティカルなシステムを稼働する際には、万が一の事態に備えて障害対策を講じておくことが肝要だ。仮想環境の多くは物理サーバ上にハイパーバイザーを導入し、その上にゲストOSを構成してシステムを構築しているが、HAやFTと呼ばれる障害対策機能はアプリケーションレイヤーまでカバーしていないという現実がある。

　監視のためのスクリプトを自作するのも1つの手だが、この手法には事前に確認すべき点が多く、システムの運用方法も考慮しなければならない。そのため、別途監視ソフトウェアを導入するケースは多いが、具体的にどのような製品を選ぶべきか分からないという声も聞かれる。

　そこで注目したいのが、仮想基盤の持つ障害対策機能と補完し合う形で、ハードウェア障害からソフトウェア障害までをカバーするHAクラスタソフトウェアだ。その特徴は、ユーザーの求める条件によって対策の段階を分けられる点にある。本資料では、同ソフトウェアが提供する3つのレベルの障害対策について、マンガで分かりやすく解説していく。