「全てを信頼せず、常に検証する」という考え方に基づく、ゼロトラストセキュリティの採用が進んでいる。その傾向は日本を含むアジア太平洋地域(APAC)の組織においても顕著になっており、ある調査によるとゼロトラストの取り組みを定義済みの組織の割合は、2021年の31%から2022年には50%へと増加したという。
ゼロトラストの実現に向けた取り組みの中で、特に注目されているのがIAM(アイデンティティー&アクセス管理)戦略だ。APACの組織の83%がゼロトラストセキュリティ戦略にアイデンティティーが重要であると回答している。IAMを他のセキュリティ製品と統合することで、ユーザー/デバイス/データ/ネットワーク間のアクセスをインテリジェントに管理する、中心の基盤として活用できるようになるという。
本資料は、ゼロトラストセキュリティに関するグローバル調査の結果を、APACにフォーカスしてレポートしたものだ。APACの「ゼロトラストの取り組みに関する3つの課題」「アイデンティティー導入の5つのフェーズ」など、ゼロトラストへの取り組みの実態が包括的に分かる内容となっているので、ぜひ目を通してほしい。