ジェーシービーの開発環境を支える、ID管理・統合認証基盤とは？

　ビジネスの推進に必要な機能・サービスを実際のシステムとして提供するまでの、スピード感の向上が課題となっていたジェーシービー。同社はこの状況を改善すべく、部門横断的な「ビジネス構築の高速化プロジェクトチーム」を発足させ、ゼロベースで新しい開発環境を構築することになった。

　当初は30人ほどの規模だったチームは、スピード感のある開発を実現するために2年間で350人規模まで拡大。それに伴い、多数の開発ツールやSaaSを活用するようになったが、それらのアイデンティティーは個別管理されていたため、ユーザー／運用側双方にとって大きな負担となっていたという。

　そこで同社は、クラウド型アイデンティティー管理・統合認証サービスを導入し、シングルサインオン（SSO）によるアイデンティティー統合を実現。ユーザーはID／パスワードの管理負担から解放され、パスワード管理方式の統一化により、管理者のオペレーションも簡易化できたという。本資料では、同サービスの導入効果を5つ紹介するとともに、このプロジェクトの今後の展開について解説する。