データが損失しても迅速に復元、バックアップに代わるアプローチとは？

　企業や政府・医療機関に対するランサムウェア攻撃が深刻化している。データ損失の防止にはバックアップの実施が有効だが、従来の手法では復元のベストケースを実施してもダウンタイムが数時間または数日間に及ぶことがあり、その費用も多大なものとなる恐れがある。

　また、ランサムウェア被害に遭わなかったとしても、データ損失の可能性は依然として残っている。ある調査によると、災害対策を講じている企業の60％が「復元不可能なデータがあった」と回答しているという。データが復元不可能になる主な要因としては、バックアップシステムの障害、マルウェア／ランサムウェアによる破壊／暗号化、ヒューマンエラーなどが挙げられている。

　そこで実践したいのが、「継続的データ保護」と呼ばれる新しいアプローチだ。これにより、全てのアプリケーションの状態を選択した時点まで迅速にリカバリーすることで、データ損失の影響を最小限に抑えられる。本資料では、そのメリットや実践のポイント、具体策を紹介しているので、参考にしてほしい。