長年、ビジネス戦略としてクラウド移行に取り組んできた組織は今、行動の迅速化や業務の自動化、柔軟なリソースの拡張といったさまざまなメリットを享受している。こうしたクラウドファースト戦略は今後も重要であることに変わりはないが、この戦略によって一定の成果を挙げた組織は、すでに次のステップへ目を向けている。
それが“データファーストのアプローチ”だ。これは組織のあらゆる面でデータ利用を最大化させる戦略のことで、ある調査によるとCEOの83%が組織をよりデータ主導型にすることを望んでいるという。ただし、単にデータの利用を増やすのではなく、企業戦略の決定要素として位置付け、データの洗練/管理/分析に適切なリソースを使用する取り組みが必須となる。
本資料では、クラウドファースト戦略に続くビジネス戦略として注目されているデータファースト戦略について解説する。基本的な概念や具体的な実践方法と併せて、企業がデータファーストのアプローチに移行するに当たって解決すべき課題も解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。