国内外に14の工場を構え、手洗い・消毒剤製品などの衛生用品を製造・販売するサラヤ。そんな同社では、グローバルでの“同一品質”を実現すべく、動画マニュアルの活用を進めている。
従来、Excelで作成した紙の作業手順書を使用していたことから、抽象的な表現で伝わらない、人によって解釈が異なるなど、さまざまな課題を抱えていた同社。作業のポイント説明や理解度を高めるための補助として動画マニュアルを活用し、紙の手順書と併用することで、紙の「分かりにくさ」を克服している。また、70人のミャンマー人技能実習生が働く関東工場では、自動翻訳機能を使ってミャンマー語の字幕を表記した動画を作成。スムーズな教育と力量の均一化につなげている。
さらに、各工場で作成した動画マニュアルはクラウド上に一括保管し、海外拠点からもアクセスできる仕組みを構築。国内外を問わず5年、10年先まで同一品質を保持できるよう、将来を見据えた活用も検討している。本資料では同社の取り組みと、それを支えるソリューションについて詳しく紹介していく。