クラウドに対する認識調査レポート：コストを増大させる運用上の問題点とは？

　2000年代の初頭に登場し、インターネット上のアプリケーションとして始まったクラウドコンピューティングは、今や医療分野で本格的に利用されるまでにその形を変えている。それぞれの企業・組織におけるユースケースはさまざまだが、クラウド活用に正解はなく、自社の投資価値を最大化するための取り組みは常に続ける必要がある。

　こうした取り組みにおいて、他社のクラウドに対する意識や行動を把握しておくことは、自社の現状を振り返る上で有用な情報になるだろう。本資料では世界のIT企業における意思決定者や開発者およそ5000人を対象に行われた、クラウドに対する認識調査の結果をまとめている。

　これを読めば、およそ3分の2の企業が急激な需要変動に備えるためインフラストラクチャの60％未満しか使用しておらず、そのために不要なITコストの増大を招いている、といった活用の実態が分かるようになる。併せて、これらの調査結果に対する適切なアドバイスも記載しているので、自社における課題改善のヒントとしてほしい。