デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進基盤として、多くの組織で定着しつつあるハイブリッドクラウド。その活用で拡張性やアジリティの向上、コストの削減が可能となるが、一方でレガシーなワークロードをクラウドに移行する際のコスト、リスク、複雑さがモダナイゼーションの障壁となっているケースは多い。
またオンプレミスやクラウド、エッジなどに分散したインフラの管理は容易ではなく、可視性の低下や作業時間・コストの増大を招いているという現実もある。さらに技術的負債に予算や時間を奪われ、イノベーションの促進に費やせるリソースが残っていないという組織も散見される。
本資料ではハイブリッドクラウド環境におけるモダナイゼーションの課題を3つ挙げ、それらを解消するには、複数世代にわたるIT環境にクラウドエクスペリエンスをもたらす必要があると提起する。その実践により、柔軟性とアジリティの50%向上、サービスレベル合意書(SLA)達成率の80%向上に加え、IT支出が最適化される可能性を6倍以上に高めたとの報告もある。