リアルショッピングと同じように、オンラインでも友人や家族、SNS上の誰かと一緒に楽しみながら、お得に買い物ができるサービスを提供するカウシェ。同社では2020年9月にシェア買いアプリ「カウシェ」をサービスインしたが、実は開発を始めたのは同年7月からだという。なぜ、わずか2カ月でリリースできたのだろう。
スタートアップ時はコストや人材、リソースも限られているため、何よりスピード感が求められた。そこで開発環境として、コンテナ開発を軸にクラウドサービスを選定。その中で同社が注目したのが、Google Cloud上でサーバレス提供されるコンテナサービスだ。採用の決め手はフルマネージドで運用可能な点にあった。
管理しなければならないリソースはほぼゼロであり、コンテナのスケールもサービス側に一任できる。これを評価して、同社では開発まわりをGoogle Cloudのサービスで固めて、インフラやアプリを構築するためのサービス一式をそろえている。2カ月という短期間のサービスインだけでなく、150万ダウンロードのサービスを少人数で運用するという効率的な運用環境も実現した同社に、成功の秘訣を聞いた。