システムに優れた柔軟性やスケーラビリティをもたらす手段として、クラウドへの関心が高まり続けている。これらのメリットを享受するため、多くの組織はクラウド移行を推し進めているが、その一方で固有の課題に直面し、思うような成果を出せないというケースも少なくない。
特に問題となるのが、移行によってインフラの管理が複雑化し、システムやサービス全体の視認性が低下してしまうことだ。これでは各ワークロードにおけるリソース使用状況の把握が難しくなり、リソースを柔軟に増減できるというクラウドのメリットを最大限に引き出せなくなってしまうだろう。
移行によってシステムやアプリケーションのパフォーマンスを低下させず、リソースやコストの最適化を実現するには、クラウドを正しく、かつ効率的に管理していく必要がある。本資料ではそのための鍵となる4つの管理機能を提示した上で、これらを備えた管理ツールについて紹介する。