医療健康情報を“安心化”する仕組みを提供するため、さまざまな事業を展開しているメディコレ。同社が運営する「メディコレWEB」は、医療健康情報を含むコンテンツを第三者である専門医が厳正に判定し、基準を全てクリアしたものに認証マークを付与すると同時に、実名・顔写真付きの医師コメントを提供するサービスとなっている。
同サービスは当初、あるクラウド上にプロトタイプとして構築されていたが、今後の拡張を考えるとパフォーマンスを十分に発揮できる環境とはいえなかったという。そこで同社は、マネージドの機能が豊富で、蓄積されたデータのトレンド分析が期待できる新たなクラウド環境へのマイグレーションを決意する。
サービスのシステム基盤を一から作り直したにもかかわらずわずか5カ月でβ版を公開できたのは、移行先環境が提供している機能を惜しみなく利用した点と、それらを熟知したベンダーの協力によるものだった。本資料ではレガシーな認証系を改善した方法など、マイグレーションを成功に導いたポイントに加え、詳細なアーキテクチャについても紹介しているので、参考にしてほしい。