サイバー攻撃の検知と対応を迅速化、「XDR」がもたらす経済的メリット

　サイバー攻撃の検知と対応は、複雑かつ困難な作業だ。攻撃手法や保護対象ごとに異なるセキュリティ製品を導入すると、確認すべきアラートの数は増加してしまう。またセキュリティ製品がサイロ化している状況では、データの相関付けも難しい。結果として、セキュリティチームは攻撃の全貌を手動で明らかにしなければならず、攻撃の発見や対応の遅れといったリスクの増大を招いている。

　こうした課題を解決するのが「XDR（Extended Detection and Response）」だ。ある調査によると、XDRと高度に連携している組織は、攻撃を受ける回数が半減しただけでなく、データ侵害や成功した攻撃を数日以内に検知できる可能性が2.2倍に向上したという。また、攻撃の再拡散が報告される可能性も60％低下している。

　本資料では、XDR機能を備えたTrend Vision Oneを取り上げ、その導入によってもたらされる効果を「セキュリティの有効性」「ビジネスイネーブルメント」「コスト削減」という3つの観点で解説している。