グローバル化やアジャイルな働き方が進む中、Excelやスプレッドシートによる非効率な業務管理が限界を迎えている。サイロ化された部門間での情報共有の停滞や重複作業を解消するには、各プロジェクトの「同期」が不可欠だが、そのための会議やメール自体が負荷となり、終了後の報告書作成や照合にも時間と工数を費やすことになる。
日産自動車もこのような課題を抱える企業の1つだったが、あるデジタルワークスペースの導入によって旧来型の管理を脱却。ガントチャートとダッシュボードによる工場稼働停止期間のリスクマネジメントをはじめ、新規案件管理の簡易化、リアルタイムの自動通知によるリスク軽減、将来のプロジェクトに必要なリソースの正確な予測などを実現している。
同ツールの導入効果としては他にも、ROI(投資利益率)が3倍、1カ月当たりの節約額が4万9000ドル、1カ月当たりの節約時間が1460時間などが挙げられる。本資料では、日産自動車をはじめ、同ツールで製品の管理・追跡を効率化したZippo Manufacturing Companyなど7社の事例から、各社の課題と解決策、導入効果について紹介する。