銀行口座の不正利用や金融犯罪を抑止する「継続的顧客管理」の徹底に尽力しているスルガ銀行。同行ではその一環として、定期的に顧客情報を収集し、データをCRMシステムで管理するという取り組みを展開していた。しかし、月平均1000人分にも上る手書き回答の内容を全て表計算ソフトに転記するのには、大きな手間がかかっていたという。
そこで業務効率化を実現すべく、AI-OCRを活用した帳票データ化ソリューションを導入した同行。文書がゆがんでいても、文字をしっかりと認識できて実務に使える点や、4つのOCRエンジンを備えさまざまな形式の手書き文字に対応できる点、読み取ったデータの承認手続きを明確化するワークフローを構築できる点などが高く評価された。
これにより、手書き回答をデータ化する工数・時間は、手作業で行う場合の6分の1に圧縮され、年間5000時間分の作業負担を軽減できたという。本資料ではこの他にも、同ソリューションを導入して自治体業務を効率化し、住民サービスの向上に貢献した企業の事例も紹介している。