働き方改革やテレワーク対応などを背景に、請求書をはじめとした紙帳票の電子化が急速に進んでいる。この取り組みをサポートするツールはさまざまあるが、その1つに帳票をWebで配信できる「帳票Web配信・受信サービス」が挙げられ、昨今、その導入で業務改革を実現する企業が増えてきた。
例えば、JFEスチールでは、自社と取引先がテレワークに移行する中、電子データによる請求書送付のニーズが急増し、担当者の業務負荷増大が課題となっていた。そこで同サービスを導入し、請求書のWeb配信の仕組みを構築したことで、請求業務の効率化を実現。請求書の発行当日に取引先へ請求情報を届けられるようになった他、取引先の利便性向上、電子帳簿保存法対応の基盤整備など、さまざまな面で効果を生み出している。
また、三井住友ファイナンス&リースでは、スモールスタートで帳票のWeb配信を開始後、段階的に電子への切り替えを進め、テレワークの推進やペーパーレス化、コスト削減などを実現している。本資料では、上述した2社を含め、計7社の取り組みを詳しく見ていく。