地政学的、経済的なリスクに加え、サイバー攻撃やシステム障害などの技術的リスクといったビジネスリスクが発生している昨今、グローバルビジネスの在り方も変化しつつある。そのため、これからの海外事業展開においては、場所に捉われず、より柔軟にビジネスを行うことを可能とする「情報共有しやすい環境」が求められる。
例えば今までは、地域ごとに独立した機能を持っていたが、これからは地域の垣根を越えてデータ連携し、機能を各地に分散できる体制を整える必要がある。つまり、SaaS利用を前提とした、グローバルネットワークの構築が重要となる。ただし、現状のグローバルITインフラは、通信スピードが遅い、コストがかかる、セキュリティが心配といった課題を抱えている。
本資料では、国を横断したデータ連携を実現する、グローバルITインフラの構築方法を紹介する。SD-WANやゼロトラスト、SASEなどキーワードの説明を交えつつ、3つの改善ポイントを解説するとともに、グローバルITインフラの課題を解決する「クラウド×セキュリティ×ネットワーク」の掛け合わせも紹介するので参考にしてほしい。