ビジネス戦略に予想外の変更が見込まれても、柔軟かつ迅速に対応可能なネットワーク実装の形として注目される、NaaS(Network as a Service)。ベンダーによって運用されるネットワークを月額制で利用するというサービスモデルだが、ベンダーごとに提供される付加価値は異なるため、自社のビジネス課題やニーズにマッチするサービスを見極めることが重要になる。
NaaS選定時にまず考慮したいポイントは、やはり調達コストと支払いの柔軟性だろう。予算に見合ったコストであるだけでなく、調達方法としてCapEx(資本支出)型とOpEx(運用コスト)型のどちらにも対応できるのが望ましい。また、運用管理は委託するのが一般的だが、自社管理を選べるのであれば、固有のニーズに合わせた運用管理の実現も可能だろう。
本コンテンツでは上記を含め、クラウドとオンプレミスを問わない柔軟な展開オプションの有無、段階的な移行の可否など、優れたサービスの条件を6つ挙げている。これらを満たすNaaSであれば、ビジネス環境の変化に対応するネットワーク環境を、容易に構築できるはずだ。