海外拠点で使いたいAzure Virtual Desktop、安全で快適な通信をどう実現する？

　ビジネス領域の拡大や人材確保、生産コスト削減などを目的に、日本企業の海外進出が増加している。そうした中、どのケースにおいても共通して課題となっているのが、インフラの構築や展開、運用管理にかかる過大な負荷だ。PCの手配だけでなく、ネットワークの構築やセキュリティ対策などにも多くの時間とコストが必要になる。

　こうした背景から、機密情報を安全かつ簡単に管理できるソリューションとして注目されているのが、WindowsのデスクトップやMicrosoft 365と親和性が高く、それらをクラウド上で実行できるAzure Virtual Desktop（AVD）だ。しかし、特に中国ではGreat Firewallと呼ばれる情報フィルタリング機能の影響でアクセスが不安定化するという課題がある。

　これに対する有効な解決策の1つが、中国発のパブリッククラウドを利用したグローバルネットワークの構築だ。低コストで快適かつ安全な通信を実現するという。その実力を、本資料で詳しく見ていく。