ITリソースを要するSAPのEHPアップグレード、8割もの工数削減を可能にするには

　SAP ERP 6.0 EHP5以前を利用するユーザーにとって、2025年に迫るサポート期限終了をいかにして乗り越えるかは喫緊の課題だ。将来を見据えた措置としては、最新バージョンのSAP S/4HANAへの移行が望ましいが、2025年までに移行を完了させることは難しいという企業もあるだろう。

　そのため現時点では、EHPのアップグレードによる保守延長が現実的なアプローチといえるだろう。しかしこの方法も、時間／コスト／IT人材といったリソースを要し、リスクも発生する。これらの問題を解消するためには、EHPのアップグレードに特化したデジタルツールを活用し、プロジェクトを可視化し、無駄を削減、貴重な人材を本来の高付加価値な業務へシフトする必要がある。

　本資料では、わずか48時間の自動解析による「初期アセスメント」と、自動コード修正、テスト範囲の絞り込みといった「実行フェーズ」の2ステップで、EHPアップグレードを包括的に支援するソリューションを紹介する。併せて、同ソリューションの導入によって約4割の工数削減を実現した化学メーカー、8割以上の工数削減を実現した住宅メーカーの事例も紹介する。