デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進やAI/機械学習(ML)の普及などを背景に、近年、企業におけるIT運用は大きく変化・進化している。特に昨今は、「ITサービス管理(ITSM)」と「IT運用管理(ITOps)」の連携によるIT変革も進んでいるようだ。
世界各国のITプロフェッショナル406人を対象に行ったある調査によると、ITSMとITOpsを「必要に応じて連携している」企業は26%であった。また「サービスデスクを介して連携している」「プラットフォーム機能を通じて機能を統合している」がいずれも24%、「双方向の情報フローとワークフローがある」が21%となっているという。一方で、ITSMとITOpsを完全に分離しているのはわずか5%ということから、程度に違いはあれど、ITSMとITOpsの連携に関心が集まっている実態が見えてきた。
本資料では、同調査の結果をさらに詳しく見ていく。ITSMとITOpsの連携の他にも、「進化するテクノロジーを生かすために企業はどう変化しているのか」「今後のIT運用の最も大きな課題と目標」など、さまざまな切り口の調査とその結果を報告する。