災害や大規模障害発生時におけるBCP(事業継続計画)対策として、レプリケーションは有効な施策の1つだ。だがデータ領域だけでなく、OSのシステムを含めた更新内容まで複製できれば、仮想環境やクラウドへの移行ツールとしても活用が可能になる。
本資料ではそうした機能を持つレプリケーションソフトにおいて、マスターサーバをWindowsとし、Microsoft Azureを複製先とするシナリオの作成法を紹介している。アカウントの登録からスイッチオーバー(仮想マシンの起動)まで実際の操作画面を交え解説しており、マスターサーバに同ソフトのエンジンを導入し、Azure上に同エンジンをインストールした仮想アプライアンスを1台立てるだけでリアルタイム複製を簡単に実現できることが理解できる内容になっている。
また、ここで解説している同ソフトの「フルシステムシナリオ」を用いれば、Windows Server 2012/2012 R2のAzure移行による延命措置も素早く利用できるようになる。そうした用途においても、同ソフトは注目度を高めているという。