エンドポイントセキュリティを強化するアプローチとして注目度が高まっているサイバーハイジーン。一般的な衛生管理と同様にIT環境の状況を把握し、“健康”な状態に保とうという取り組みだ。2022年12月に実施されたある調査によると、国内企業におけるサイバーハイジーンの認知度は「よく知っている」「名前は知っている」を合わせて7割で、前年に比べ数値はほぼ横ばい傾向となっている。
同調査では、組織内の端末を完全に把握している企業は4割弱で、6割を超える企業では非管理端末が存在する。また、サイバーハイジーンを毎日実施している企業は全体のわずか2.3%にとどまり、端末状況の把握には課題も見られる。加えて、実施範囲も全社で行っているのは3割強で、脆弱性対応における意識の違いも見えてくる。
本資料では調査結果を基に、サイバーハイジーンの取り組みと脆弱性対応の実態を明らかにする。併せて、サイバーハイジーンを徹底することで、あらゆるエンドポイントを可視化、コントロールして、企業・組織の中長期セキュリティ戦略をサポートするソリューションを紹介する。