リモートワークへのシフトによって従業員同士の関係が希薄になった今、組織の壁を越えたコミュニケーションの重要性がますます高まっている。その実現に向けて、コラボレーションツールの代表格であるSlackを活用し、大きな成果を挙げる企業が増えてきた。
例えば凸版印刷のデジタルイノベーション本部では、役職や組織の壁を越えた情報共有・協働や、多様な働き方を実現すべくSlackを導入。拡大の途中で全員が在宅勤務となったが、雑談や“幹部つぶやきチャンネル”などを通じてマネジメント層から現場までの距離が縮まったことで、組織風土の変革が加速したという。
また、IoTを活用したトヨタ流カイゼン活動を推進している旭鉄工では、取り組みの中で得られた経験や知識、技術をスピーディーに共有できる体制を構築。投稿されたカイゼン前後の写真や事例をヒントに新たなアイデアが生まれるなど、カイゼン活動の活性化につなげている。本資料では2社の取り組みの他、有識者へのインタビューを基に、垣根のないコラボレーションをどう実現していくかを解説している。