ユーザー像やビジネス環境が急速に変化する現代を生き抜くには、ITサービス提供のアジリティを向上させる必要がある。その実現に不可欠なのが、コンテナやマイクロサービスなどのクラウドネイティブ技術だ。これらを自動化と組み合わせれば、エンジニアは最小限の労力で頻繁かつ予測通りに変更を行える。
一方、クラウドネイティブ技術を活用して大規模なレガシーシステムをモダン化する上では、膨大な作業量や投資対効果の低さ、移行失敗によるリスクの大きさが懸念材料となりやすい。これらの課題を解決するには、「レガシー資産を有効活用する領域」と「マイクロサービスで変化に対応する領域」を組み合わせ、高いコストパフォーマンスで変化に対応できるハイブリッドアーキテクチャを実装することが重要だ。
しかしその実践においても、マイクロサービス移行・実装の難しさといった技術的な障壁に突き当たる。本資料では、大規模レガシーシステムへのクラウドネイティブ技術の活用で直面する3つの課題を挙げ、それぞれへの対応策を事例を交えながら提示しているので、ぜひ参考にしてほしい。