ビジネスプロセスの自動化は当初、対面タッチポイントや人員の削減によるコストカットを主な目的としていた。実際、2022年の調査によると、現状で50%以上自動化されているプロセスの大半は財務関連のものが占めているが、近年では変化の兆しが見え始めているという。
それが人材(HR)関連、サプライチェーン関連のプロセスの台頭だ。これは、プロセス自動化の目的がコストカットからプロセス品質や生産性の向上、プロセスサイクル時間の短縮などにシフトしていることを意味している。こうした状況において、組織は今後どのようなプロセス自動化戦略を策定し、推進していくべきか。
本資料では、SAPメンバーシップグループである「SAPinsider」のメンバーを対象とした、プロセス自動化に関する調査の結果をレポートしている。回答者がなぜプロセス自動化を推進し、どのような要件を重要と考えているのか、またプロセス自動化戦略に用いているツールやテクノロジーは何かを明らかにしているので、参考にしてほしい。