ネットワーク、アプリケーション障害、ハードウェア障害、OSの問題に起因するシステムの停止に加え、サイバー攻撃、天災などに備えるためのデータ保護戦略は、組織において欠かすことができない。特に近年では、ランサムウェア攻撃が猛威を振るっており、ある調査結果では、2022年に少なくとも1回ランサムウェアの攻撃を受けたと回答した組織は85%に上っている。
このため、多くの組織がサイバーレジリエンスに注目しており、データ保護戦略においてはサイバー攻撃対策の戦略にデータ保護を統合することが自然な流れとなってきている。ただし、データ保護戦略の全てをサイバー攻撃対策に集中させることは重大な戦略ミスとなる。ハードウェアの故障や、設定ミスなどの人為的ミスは常に起こり得る事象であり、サイバー犯罪などの人為的イベントも含め、全方位に備える必要があるからだ。
本資料は、4200人のITリーダーと実装担当者に対して実施されたデータ保護の推進要因、課題、戦略に関する調査の結果をまとめたものだ。本資料から、新たなデータ保護戦略の道筋が見えてくるだろう。