デジタル競争力向上の鍵、「攻めと守りの自動化」の両方を実現するには？

　日本のデジタル競争力は、決して高くない。それにもかかわらず、デジタル競争力の源泉ともいえるSoE（System of Engagement）／SoI（System of Insight）への支出は今後数年、停滞すると予想されている。その原因は、既存システムであるSoR（System of Record）の維持管理に多くのIT人材が従事していることで生じる、構造的な“人材不足”にある。

　この問題を解決するためのキーワードが、「守りの自動化」と「攻めの自動化」だ。前者は既存システムの維持管理を最適化するもので、これを実現することで得られる多くのIT人材とともに、デジタル競争力の向上を目指す後者の自動化を開発していくことが求められる。

　そこで本資料では、特に「守りの自動化」を成功させるための方法論について深掘りして解説する。情報伝達ゲームに陥りがちな“狭義の自動化”ではなく、システム情報の一元管理によってあらゆるビジネスプロセスを効率化する“広義の自動化”を構築するための特別なメソッドを紹介しているので、参考にしてほしい。