コロナ下でITを最新化する必要性に直面したことで、本番環境のITにIaaSやSaaS、コンテナを利用する企業が増えている。一方、データセンターが一気に不要になるわけではなく、当面はハイブリッドクラウドが主流になると予想されている。こうした中、環境内で分散/移動するデータをいかに保護するかが、多くの企業で課題となっている。
そこで段階的に進みつつあるのが、DR対策用のバックアップストレージ、あるいはセカンダリーインフラとしてのIaaS活用だ。しかし、DR戦略の一環としてのクラウドホスト型インフラ利用については、安全性が不安、コストが高すぎる、クラウドベースのフェイルオーバーでは管理しづらいといった声もまだまだ多く、前途多難であるとはいえる。
本資料では、世界14カ国1550の組織を対象に、クラウドベースの本番IT導入に向けた取り組みと、それに伴うデータ保護戦略の推進について尋ねた、最新の調査結果を紹介する。クラウド導入に至ったいきさつや、その際の課題などが分かりやすくまとめられているので、ぜひ参考にしてほしい。