音響/通信サービスを展開するAudio Acousticsは、新型コロナウイルスの感染拡大時にも既存の仮想化環境を活用し、いち早く従業員の在宅勤務環境を整えるなど、ビジネスの継続性を重視した取り組みを行っている。だが、万が一自然災害が起きれば、同社のITシステムは瞬時に消失してしまうため、DR対策の強化は長年課題となっていた。
同社ではDR対策として、従業員が1日に1回、アプリケーションとデータをUSBドライブにバックアップしていたが、この方法は負担が大きく、ヒューマンエラーのリスクも高かった。この状況を脱却すべく、フェイルオーバーDRサービスの導入も検討されたが、その多くは高額で、同社には適していなかった。
そんな中で採用されたのが、ストレージアレイから直接クラウドに環境を複製できるブロックとバックアップサービスを提供する、オンデマンドエンタープライズクラウドストレージだ。他のDRサービスと比べて最大100分の1のコストで利用でき、ビジネス中断のリスクをほぼゼロに軽減するなど、大きな効果を生んでいるという。本資料で、その実力を詳しく見ていこう。