2020年9月から12月にかけて28カ国で行われた調査によれば、時間内に問題なく完了したバックアップは63%しかなく、リストのジョブやタスク全体のうち33%は正常に実行されていないことが分かった。リモートワークが急増し、セキュリティリスクがますます高まる中、レガシーなバックアップ製品の多くが限界を迎えていることがうかがえる結果となった。
では、実際に企業は既存のバックアップ環境にどんな不満を持っているのか。まず挙げられるのは、データ復元の検証機能の非搭載、可視性の欠如などに代表される、信頼性の低さだ。また、ハードウェアやソフトウェアの追加はもちろん、ダウンタイムやデータ消失を含めたコストの増加も、企業にとってはストレスになっているようだ。
さらに、運用管理の負荷の高さに加え、約束されていたROIの未達成、復元時間とバックアップウィンドウの長さなどによるベンダーへの失望も、バックアップ製品刷新を考えるきっかけとなり得る。本資料では、こうした調査結果を基に、自社のデータ保護について考えるときに確認すべき5つの項目について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。