企業と顧客とのタッチポイントであるコンタクトセンターの重要性が注目される中、そのセキュリティ対策にも転機が訪れている。多くの企業でリモートワークやハイブリッドワークといった新しい働き方が浸透したことで、企業が保護すべきエンドポイントやデータの範囲が急速に拡大し、従来型のセキュリティでは目が届かなくなってしまったのだ。
また、コンタクトセンター業務を通じて得たデータの管理に対する懸念も、顧客の間で広がりつつある。こうしたデータプライバシーやコンプライアンスの問題にも対応しながら、それだけでセキュリティリスク要因となる大量のデータを安全に格納し、顧客の期待に応えることが今、あらゆる企業に求められている。
本コンテンツでは、コンタクトセンターを取り巻くセキュリティの4大トレンドを通じて、将来を見据えたセキュリティの新たな形を考察する。さらに、コンタクトセンター業務のクラウド移行が、現状の課題を解決するための有力な選択肢の1つであることとその理由、具体的な移行方法も解説するので、ぜひ参考にしてほしい。