従来、外部からの電話はオンプレミスのPBX(構内交換機)を介して、固定電話によって通話を行っていたが、維持・管理が大変な上、コストもかかっていた。特に製造業の工場などは敷地も広く、現場から事務所への取り次ぎの負担が大きい。また、複数のオンプレミスPBXが必要となるケース、複雑な電話回線の管理や高額な工事費用が必要なケースもある。
こうした課題を解決するのが、「電話環境のクラウド化」だ。本資料では、クラウドPBXとFMC(Fixed Mobile Convergence)を組み合わせたソリューションを紹介する。PBXをクラウド化することで、自社で設定変更が可能になり、施設工事なども不要となる。さらに、FMCによって、固定電話の代表番号を携帯電話で利用したり、社内外を問わず携帯電話を内線電話として利用したりすることが可能になる。
PBX周辺機器への対応をはじめ、オンプレミスPBXから変更したくない機能は最大限維持したまま移行できる点も大きな特長である。電話環境のコストを年間1100万円削減したメーカーの導入事例も紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。