機密データや個人情報の紛失、漏えい、盗難は、組織に大きな悪影響を及ぼす。そこで、このようなセキュリティインシデントのリスクから組織を守るものとして注目されるのがサイバー保険である。サイバー保険は、機密データや個人情報が流出した際の金銭的損失を軽減するための保険であり、組織が被害を受けた際の復旧に必要な費用負担を支援するものもある。
しかし、サイバー保険で補償されない事案もある上、加入時には保険会社が定める基準を満たすセキュリティ体制を整えている必要があるため、加入検討時には、それらの条件を理解しておきたい。もちろんセキュリティ対策の充実度によっては、保険料を抑えることもできる。
本資料では、保険料を抑えるポイントとともに、サイバー保険を検討する際に最低限満たすべき8つの条件を解説する。併せて、その実践を支援するIAM(Identity and Access Management)ソリューションも紹介する。基本的な基準を満たすことで、職場環境のサイバー衛生管理にもつなげてほしい。