企業カルチャーの一部としてセキュリティを取り扱うには？

　アプリケーションをはじめIT機能をデプロイすると、それをハッキングするために数えきれないほどのサイバー攻撃が実行される。システムに対する脅威の発生元は不正行為者だけではなく、ITシステムにとって質の悪いデータや使用量の予期しない急増、カスケード障害なども問題となる可能性がある。

　強固になるということは、予期しない事態が発生した際の回復力を持つことだといえる。重要なことは、セキュリティを前向きに考えていくことに慣れる必要があるということだ。特定の脅威が発生したら受動的に対応するのではなく、カルチャーの一部としてセキュリティを取り扱っていく必要がある。

　本資料では、セキュリティカルチャーの構築に向けて、必要な視点の持ち方やその実現に必要な5つのアプローチを解説していく。