2022年のモバイルアプリに対する支出額は世界全体で前年比2%減と冷え込む一方、ダウンロード数は11%増、利用時間は3%増と好調を維持している。これらの数字は消費者の可処分所得が減少傾向にある中、アプリサービスが不況の逆風に対抗していることを示唆している。
これまで以上にモバイルアプリに費やす時間が増大している現状に乗じ、広告費も前年比14%増と数字を伸ばしている。反対にゲームアプリへの消費者支出は5%減少しているが、ダウンロード数はハイパーカジュアルのジャンルがけん引し、900億件近くまで急増する結果となった。非ゲームアプリはより「必要なサービス」として、ダウンロード・消費者支出・利用時間の全てが増加している。
本資料はこうした調査結果を基に、モバイルアプリのマクロ動向を解説したものだ。ゲームだけでなくファイナンスや小売、ビデオストリーミングといったジャンルにおいて市場をけん引したアプリなども詳しく分析しているので、自社における戦略検討用の資料として活用してもらいたい。