「平成の大合併」に伴い3庁舎に分散していた業務を新庁舎に統合し、ネットワーク基盤を再構築した長野県千曲市。多くの地方公共団体がICT環境の監視・保守をアウトソースする中、同市はICTインフラの物理設計までも手掛け、自組織での運用改善を進めていた。
しかし、既存のネットワーク監視ツールは機能が限られていた上、設計などにも手間がかかり、本来の業務に注力できずにいたという。そこで、ネットワークの監視・管理を効率化すべく、新たなツールの導入を決断した同市。職員自身による運用に適していることを条件に、使い勝手に優れたネットワーク統合監視ソフト、NetFlow・sFlow対応フローコレクター、ネットワーク機器コンフィグ管理ソフトを選定した。
導入後は全ての市内公共施設を監視・管理対象とし、格段に高度な監視や効率的な保守を実現。また詳細な情報が得られ、安心感につながった他、設定作業が容易になり、より重要な業務に取り組む時間を確保できたという。本資料で同市の取り組みをさらに詳しく見ていく。
※本事例資料は、2020年4月に作成されたものです。