従業員が分散し、仕事のデジタル化も進む今、これまでよりも効率よく、多くのタスクをこなすことが求められている。この流れの中で注目されるのが業務の「自動化」だが、それを促進するのは容易ではない。なぜなら多くの企業で、中核となるビジネスプロセスは、他の重要なシステムと簡単に接続できない古いテクノロジーで構築された、レガシーシステムに依存しているからだ。
こうした状況では、人やプロセスの間で分断が生まれる他、システム間で情報を同期するためだけにデータを手入力せねばならない。これらを回避し、自動化を正しく推進するには、まずローコード開発などを取り入れて全社的プロセスを最適化し、その上で要求の解決を自動化していく。また、システム連携により一貫性のある従業員体験を提供したり、フロントオフィスとバックオフィスを接続したりすることも重要だ。
こうして重要な業務を自動化することで、年間で約1500時間のムダを削減した企業や、プロセス効率を70%以上向上させた企業の例もある。本資料では、組織における自動化と連携を実現する4つのステップを、事例を交えて詳しく解説する。